仕事は技術よりも誠実さが重要だ。
今日私は知り合いと話していた時に思ったことである。
その知り合いは、別の会社から派遣された新人Aに嫌な思いをさせられたと話していた。
簡単に言えば、その新人Aは仕事を適当にやったうえで、投げやりにして帰ったのだそうだ。
以前私も、新人Aと似たような人と接したことがあるため、その怒りはとても理解できた。
ちなみにその仕事は知り合いにとって会社の存続にかかわるものであり、それを投げやりにしたと聞いたときは失礼な人だなと思った。
先ほども話したが、新人であるため技術が拙い面もあったという。
しかしそこは、入社したばかりで現場の経験が足りていないため仕方ない部分もある。
その新人は仕事に関わる分野は一通り学んでいるのだが、それでも現場で働くということは講義や実習を行うよりもレベルが全然違う。
実際私も、講義で学んだことを仕事に活かすまで非常に大変であったため、身に染みて分かっているつもりだ。
会社側から見ても、現場で慣れている人と比べたら要領が悪い場合が多い。
そんな自分たちにお金を払うということは、仕事してくれたことへの感謝に加えて今後の成長への期待と投資も含まれているようにも感じる。
だからこそ、誠実に仕事をせずに投げやりにしてしまうのはどうも許せない。
(単純に私が頭が固い部分もあるからだと思うが、、、)
結局のところ、技術は自分が意欲的に学ぶ姿勢と場数を積めば、遅かれ早かれ習得することが出来る。
しかし、誠実に仕事を行うというのは、簡単なようで難しいことだ。
特に、相手に無関心すぎる人にとっては、相手がどうなろうが知ったことではないので余計に難しいだろう。
しかし、いくら技術が高かったとしても、その技術を用いて相手のためにならなければ無いのと一緒だと思う。
自分の生活だけに必要で、自己満足で終わるのなら全然問題ないだろう。
だが、お金をもらっている以上は、バイトであろうが正社員であろうが関係なく誠実に働かなければならないと思う。
勿論、最低賃金以下だったり募集要項より低い金額だったりで、給与における違法なことは訴えていい。
しかし、正当な報酬をもらっているならば、しっかり務めを果たさなければならないと思う。
ちなみに新人Aはあまりの適当さに、ほとんどの派遣先から出禁を食らったらしく、別の部署に飛ばされたそうだ。
自分で食い扶持をつぶすほどもったいないことはない。
これを聞いて僕は「自分ができることで、しっかりと働こう」と心に誓ったのでした!
結論⇒技術よりも誠実さが大事!