ラクをする際には注意することがある。
それは、人を使ってラクしようとすることだ。
仕事が忙しい人や心に余裕があまりない人は、それを見かねた第三者に「ラクにすればいいのに」と言われたことがあるかもしれません。
たしかに、仕事に完璧を求めたり心を追い詰めたりするのはとてもしんどいものです。
その部分をラクにするために、仕事に少し手を抜いたりリフレッシュすることも大事です。
どうしても難しそうなら、周りに頼ることも大事だと思う。
しかし、ラクは基本的に自己完結できるようにとどめておく必要があると思う。
人に頼るのも、本当にきついとき以外はちょっと手を添えてほしい程度の方が良いと思う。
というのも、「ラク」を追求するあまり人をこき使おうとすると、かえって状況が悪化する可能性があるからだ。
僕の前の職場にもそんな人がいた。
その人は「ラクになる方法」を勧めてきたが、その会社の本来してほしい仕事を省こうとしたり、何か理由をつけて自分だけ仕事に参加しないようにしていた。
そのためか、自分のやりたくないことを人を使ってうまくかわしているように見えた。
また、自身は対して手伝おうとしないくせに、ことらに対する要求は多かった。
そしていざ手伝ってほしいと頼んだら、「めんどくさい」や「手伝ってやってるんだよ」と話す。
するとどうなるのか。
あくまで私視点ではあったが、ある日から誰もその人を手伝うことがなくなった。
それもそうだ。
そんな都合よく他人を利用する人は最終的には見捨てられる。
そして同時に、僕は決してこんな人間にならないように誓いを立てた。
「ラクな方法は自分で考える。そして手伝ってくれた人には感謝する」
人間生きているだけで2割の人には嫌われると言われているが、自分から敵を多く作るなんて馬鹿げている。
自分らしく生きるために負担を減らすことも大切だが、それは相手も同じだ。
だからこそ、思いやりを持つことも大切である。
